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2021.5.16 OTHERS メガネ屋さん, 眼鏡販売員, 資格

メガネ屋さんに資格は必要?メガネ販売員になるには

全国に展開されるチェーン眼鏡屋などが増えてきていますが、お店の人になるにはどんな資格が必要なのでしょうか?

今回は眼鏡販売員についてお話しします!

眼鏡販売員の仕事内容とは?

眼鏡販売員の仕事内容は、店頭での接客・度数測定・メガネの加工・メガネのかかり具合の調整がメインです。お客様のニーズに必要なフレームデザインを提案したり、快適な度数を提案したりと専門的な知識が必要不可欠になります。

どうやったら眼鏡販売員になれるの?資格は必要?

眼鏡販売員になるために資格を取ることは絶対的に必要ではありません。現場で働いている眼鏡販売員の多くが社内研修や検定などで知識を得て、社内資格を基準として働いている人が多いです。

メガネの販売には接客が必要不可欠ですので多くの企業で求人が出されています。誰でも眼鏡に携わりたいという気持ちがあれば応募することが可能です。

メガネの販売は医療行為にはならないの?

眼鏡は視力矯正器具で、私たちの健康に関わるアイテムです。度数の測定もする眼鏡販売員は医療行為をしているように思えますが、日本の法律的には顧客が自分の目に適当な眼鏡を選択するための補助として行う程度の検査であれば医師免許等がなくても実施可能なのです。

眼底検査や疾病の判断は医療行為にあたるので医師しか認められていません。

視力矯正も健康に関わる重要な行為だと思えるところですが、日本は眼鏡販売に関してグレーな部分が多いのです。

認定眼鏡士という制度がある

認定眼鏡士とは公益社団法人日本眼鏡技術者協会により設けられた制度でメガネのスペシャリストとしてより高くかつ信頼できる技術を証明するものです。

取得するためには眼鏡学校を卒業したりと条件がいくつかあり、容易に取得できるものではありません。それゆえに認定眼鏡士を取得した人は高いスキルと知識を持ち合わせているのです。

残念ながら、メガネの販売員に認定眼鏡士の資格は義務付けられていません。

眼鏡販売員は信用できる?

正直△といったところです。特に格安チェーン店の販売員は人によってスキルにばらつきがあります。お店の回転率重視なところが多いので測定も簡易的ですし、担当してくれたスタッフの当たり外れは多いと思います。

初めて眼鏡を作る方や疾病を伴いやすい高齢者の方は眼科で処方箋をもらうのが確実な度数で作成できるのでおすすめです。

ただ、すべての販売員が信用できないわけではありません。眼鏡販売歴が長い方は知識も技術も豊富ですし必要とあれば眼科への受診勧奨も適切に行ってくれます。そういった販売員に出会うまでには少し時間を要するかもしれませんね。

まとめ

眼鏡販売に関してはグレーな部分が多く、信頼できる販売員とそうでない人が存在するのは事実です。認定眼鏡士の資格を持っているからといってあなたが絶対その人を信頼できるとも限りません。眼鏡販売員があなたのニーズにしっかり寄り添って親身になってくれるかも重要です。

これから眼鏡販売員を目指す方は認定眼鏡士を取得するという選択肢もありますが、自ら知識や技術に磨きをかけてお客様に寄り添えるようなサービスを提供できるよう努めることが大切になるのではないでしょうか。

 

 

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